韓国日本人女子大学生失踪 拉致の可能性 [拉致]
韓国で行方不明になっている日本人女子大学生の新たな足取りがわかってきた。韓国の警察も事件の可能性があるとみて捜査に乗り出している。
10月に韓国を旅行中突然21歳の日本人女子大学生の連絡が途絶えた。警察関係者によると「女子大学生は男性からブランド品を買ってもらっていた」と女性の友人が証言しているという。
9月中旬韓国に旅行した際現地のタクシー運転手とトラブルになった兵庫県出身の女子大学生。その際仲裁に入り女性を助けたのが韓国語と日本語を話す若い男性だったという。
女子大学生は1度日本に帰国し10月に再び韓国を訪れた。女性の姿が最後に確認されたのはソウル駅から歩いて10分ほどの距離にあるホテルだった。
このホテルは繁華街からも近く日本人観光客からも人気の高い。このホテルから若い男性と一緒に出たのを最後に女子大学生とは連絡が取れなくなった。
男性はチェックインの際日本人とみられる名前を記入したがその名前での出入国記録はなく警察は偽名とみている。
そんな中新たな足取りが判明した。女子大学生のクレジットカードが10月18日ソウルからおよそ400km離れた釜山市内のコンビニエンスストアで使われた。
警察が防犯カメラの映像を調べたところサングラスをかけた若い男性がたばこを買う姿が映っていた。しかし防犯カメラに女子大学生の姿は映っていなかったという。
さらに10月22日には韓国南部の大邱市内のATMから女性のカードを使って現金が引き出された。大邱は釜山からおよそ90km離れている。防犯カメラの映像には女の人と思われる人影が映っていたがこれが行方不明の女子大学生本人であるかどうかはわからなかったという。
韓国メディアは「日本の外務省と協力して捜査中です。韓国の警察はとても慎重に進めています」と語った。韓国の警察関係者によると女子大学生は失踪後も日本の友人とショートメールのやり取りを続けていたことが新たにわかったが警察は男性の行動から女子大学生が何らかの事件に巻き込まれた可能性があるとみて2人の行方を捜している。
平成二十三年十一月四日 午後六時四十七分
韓国日本人女子大学生失踪 女性の友人「男性からブランド品を買ってもらっていた」
日本萬歳
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